こんにちは、としきです。
この疑問にお答えします。
私はYahoo! JAPANという会社で8年間働き、Webマーケティングの管理職をやってきました。
Yahoo! JAPAN退社後は独立して数々の企業さんのマーケティングのお手伝いをしています。
今回はそんな私がマケキャンbyDMM.comの受講料が高い理由とこの受講料の高さをどう評価すべきかを解説します。
マケキャンは受講料が高い?
マケキャンは確かに受講料が高額です。
他の主要マーケティングスクールと比較してもこのような価格差になっています。
マケキャンbyDMM.com | TechAcademy | デジプロ | |
受講料(税別) | 598,000円 | 149,000円〜299,000円 | 350,000円 |
入会金(税別) | 30,000円 | 0円 | 30,000円 |
299,000円のTechAcademyや350,000円のデジプロと比較しても20〜30万円も高いですね。
ちなみにTechAcademyは149,000円の「4週間コース」もありますが、公式サイトによれば1週間で40〜50時間の学習が必要だそうです。
そうすると、1日の学習時間は7〜8時間です。
働きながら学習するのはちょっと厳しいですね。
なので、TechAcademyと比較するなら299,000円の16週間コースにしましょう。
こちらであれば週の学習時間が10〜13時間とのことですので、1日に直しても2、3時間ほどです。
とはいえ、16週間コースと比較してもまだマケキャンの方が高額ですね。
マケキャンの受講料が高額な5つの理由
ではマケキャンの受講料がなぜ高額なのか、その理由を見ていきましょう。
次の5つです。
- 講師に一流のマーケターを呼んでいるから
- アウトプットメインのカリキュラムだから
- 戦略まで学べるカリキュラム設計になっているから
- 転職サポート制度が充実しているから
- 転職保証があるから
1つずつ紹介します。
1.講師に一流のマーケターを呼んでいるから
1点目は、現役の一流Webマーケターに講師として来てもらっているためです。
皆さんの受講料が少しずつ、一流マーケターを呼ぶために使われているんですね。
マケキャンのスタッフが講師を務めればもう少し受講料も安くなるのでしょうが、マケキャンでは現役マーケターのリアルな講義を重視しています。
実際にWebマーケティングの場で働くプロに講義を受けることで
- いまのWebマーケティング業界のリアルがわかる
- 将来像がイメージできてモチベーションが上がる
- 実際に使われている生のスキルが学べる
こうしたメリットがあります。
知識だけ豊富な一般人ではなく、現場で戦う一流マーケターから学ぶ方が効果が大きいのは明らかですね。
2.アウトプットメインのカリキュラムだから
マケキャンでは平日に動画でインプットし、週末はグループワークでアウトプットします。
このアウトプットの場には先ほど紹介した現役マーケターもいて、プロの目線からフィードバックがもらえます。
アウトプットの場があるとなぜ受講料が上がるかというと、人件費がかかるからです。
例えば、
- アウトプットの場を取り仕切るスタッフ
- 司会進行役
- 受講生や講師をサポートするスタッフ
こうした方々の人件費ですね。
インプットだけのスクールならこれらは不要なのですが、アウトプットしないと知識が定着しづらいです。
実際の現場を想定したシチュエーションでアウトプットするからこそ、卒業後もしっかり活躍することができます。
卒業後も受講生が活躍できるようにアウトプットメインのカリキュラムになっており、それを支えるスタッフの人件費がかかるため受講料がやや高額になるというイメージです。
3.戦略まで学べるカリキュラム設計になっているから
アウトプットでしっかり学べるのが「戦略立案」や「顧客への提案方法」です。
これらを座学で身につけるのはほぼ不可能です。
しかし、Webマーケターとしてキャリアアップするにはこの戦略立案が最も重要なんです。
Webマーケターの役職ごとの年収レンジを見てみましょう。
Webマーケターの年収イメージ
一般社員:350万〜600万
リーダー・課長クラス:500万〜800万
部長クラス:700万〜1200万
部長以上:1000万〜
フリーランス:0円〜上限なし
これは私が働いていたYahoo! JAPANの年収レンジではありません。
Yahoo! JAPANを含め、独立後に様々な企業さんとマーケティングの仕事をした経験から想定した参考値です。
戦略立案ができればリーダー・課長クラス以上も十分狙えます。
フリーランスとしての独立も可能ですね。
でも、戦略立案ができなければ一般社員どまりなんです。
もちろん戦略立案スキルなしで入社し、入社後にスキルと経験を積んでリーダー・課長クラス以上を目指すことは不可能ではないです。
ただ、元々戦略立案スキルを持って入社する方が出世できる確率は大幅に上がりますし、出世スピードははるかに早いです。
受講料が20〜30万円違うだけで将来の年収に100万円以上の差ができてしまうのは、少しもったいない気がしますね。
4.転職サポート制度が充実しているから
4つ目の理由は転職サポートが充実しているからです。
他スクールと違いマケキャンにはキャリアアドバイザーがいて、彼らの人件費を捻出しないといけないからですね。
マケキャンでは専門のキャリアアドバイザーが
- キャリアについての面談
- 履歴書や職務経歴書の書き方
- 面接のコツ
- 志望企業に好印象を与える方法
などを細かく丁寧に指導してくれます。
ただ学習して終わりではなく、その後の転職までサポートしてくれるんですね。
その結果、マケキャンでは転職成功率が98%になっています。
受講料が安くても転職できなければ意味がないので、やや高額でも「かけるべき投資」として割り切った方がよさそうです。
5.転職保証があるから
最後の理由は転職保証の制度があるからです。
マケキャンの転職成功率は98%ですが、万が一転職できなくても20代なら受講料の半額が返金されます。
転職保証制度は業界でマケキャンのみが取り入れている制度です。
この転職保証の返金分をみんなの受講料から少しずつまかなっています。
こちらも
と思うのか、
と捉えるのかは人それぞれの価値観次第ですね。
個人的には数十円も払って転職できないリスクは極力回避したいので、少し高くても安心感をとりたいと思います。
高額な受講料ってどうなの?
ここまでマケキャンの受講料が高額な理由を見てきました。
受講料が高いのは確かにデメリットです。
しかも20〜30万円も違うので、初期投資としてはそれなりの違いです。
でもマーケティングスクールを選ぶときは価格と同じくらいこれらも重要ですよね。
- 必要なスキルがしっかり身に付くか
- 卒業後にちゃんと転職できるか
- 転職後もステップアップできるか
マケキャンではなくても受講料は30万程度かかります。
それだけの受講料を払ったのに
となっては最悪ですよね。
もし転職できたとしても
こうなることもあります。
Webマーケターになるために受講料を払っても、転職できなければ意味がありません。
転職できてもその後のキャリアアップができないのも嫌ですよね。
であれば最初の20〜30万円は「必要な投資」と割り切って、より豊かな将来を実現する方が大事ではないでしょうか。
まとめ
今回はマケキャンの受講料が高額な5つの理由を解説しました。
確かに受講料は高額ですが、それにはしっかり理由があります。
マケキャンの受講料はこうした目的に使われています。
- 一流マーケターを講師に呼ぶため
- アウトプットメインのカリキュラムを実現するため
- 戦略まで学べるカリキュラムを作るため
- 転職サポート制度を充実させるため
- 転職保証のため
これらをただ高額と捉えるか、かけるべき投資として捉えるか。
もしも投資として捉えることができたなら、マケキャン受講を前向きに検討してはいかがでしょうか。
もし入会前に雰囲気を掴みたい場合は無料カウンセリングがおすすめです。
私のブログではマケキャンのメリットやデメリット、口コミや評判をまとめています。
マケキャンが自分に合っているかをしっかり確認してください。