こんにちは、としきです。
この悩みにお答えします。
私はYahoo! JAPANという会社で8年間働き、Webマーケティングの管理職をやってきました。
Yahoo! JAPAN退社後は独立して数々の企業さんのマーケティングのお手伝いをしています。
今回はそんな私がマケキャンbyDMM.comで学べるスキルは実際に需要があるのか、どういった内容なのかを解説します。
マケキャンで学べるスキルは本当に需要ある?
まず結論です。
マケキャンでは今のWebマーケティング業界で需要が高いスキルが学べます。
10年間Webマーケティングをしている私から見ても、マケキャンのカリキュラムはいまのWebマーケティング業界で求められているスキルが網羅されてます。
ヤフーで働いている頃も独立した今も、これらのスキルで活躍している人間をたくさん知っています。
いまのWebマーケティングで需要が高いスキルは例えばこのあたりですね。
- リスティング(検索広告)運用
- ディスプレイ広告運用
- SNS広告運用
- データ分析
- 広告出稿の戦略立案
実際、私が独立後に受注する仕事もこういった内容が多いです。
今回はこれらの仕事の需要がなぜ高いのかを解説します。
1.リスティング(検索広告)運用
リスティング(検索広告)が運用できる人材は随分前から需要が大きいです。
ユーザーが何か検索したときに検索結果の上部や下部に広告が表示されますよね。
あの広告枠を「リスティング広告(検索結果広告)」と呼びます。
なぜリスティング(検索広告)運用に需要があるかというと、「成果に直結しやすいから」です。
例えば、化粧品を扱う会社を例に考えてみましょう。
この会社でリスティング(検索広告)運用する場合、こういった手法があります。
- ユーザーが「ファンデーション おすすめ」で検索したときに広告を表示させる
- 競合の商品名で検索されたときにも自社の広告を出し競合からユーザーを奪う
- 自社製品の購入者に近い特徴のユーザーにのみ広告を出す
上の写真がまさに「ファンデーション おすすめ」の検索結果です。
普通、ユーザーが「ファンデーション おすすめ」で検索しても自社のWebサイトが表示されるとは限りません。
ところが、上の写真ではCHANELのサイトが一番上に出ています。
これはCHANELが広告を出稿したからです。
また、競合の商品名で検索されれば、当然競合のWebサイトしか出ませんよね。
でも、広告を出稿することで競合の商品名で検索された時に競合より目立つことが可能になります。
このようにリスティング広告(検索広告)を出稿することで、商品を買ってもらいやすいユーザーに商品を届けやすくなるんですね。
そのため広告予算がある企業ほど、リスティング広告(検索広告)運用者を求めています。
2.ディスプレイ広告運用
ディスプレイ広告を運用できる人材も需要が大きいです。
リスティング(検索広告)がテキスト(文章)での広告だったのに対し、ディスプレイはイラストや写真、動画を使った広告です。
バナー広告と呼ばれることもあります。
代表的なのはYahoo! JAPANトップページの「ブランドパネル」ですね。
リスティングと違い、ディスプレイ広告は購買に直結させるというより、
- ブランドイメージの向上
- 認知力向上
- リード(見込み客)の獲得
これらを目的に使われることが多いです。
ディスプレイ広告を出すことでユーザーに知ってもらい、将来の顧客候補を作り出すイメージです。
ディスプレイ広告を運用できる人材も、予算が潤沢な大企業などでは特に需要が大きいです。
3.SNS広告運用
最近になってSNS広告を運用できるWebマーケターの需要が急拡大しています。
理由はシンプルで、SNSで商品を探したりSNSをきっかけに購買につながる事例が増えたからです。
以前は「購入前に必ず検索」だったのが、最近では「購入前にはSNSでチェック」が当たり前になっていますよね。
SNS広告運用とは、SNSユーザーに対して
- どんな商品を訴求するか(ブランド自体の場合もあり)
- どんなクリエイティブ(=絵やテキスト、動画)を見せるか
- どんなターゲティングにするか(=どんな特徴のユーザーに広告を見せるか)
を考えてチューニングする仕事です。
ちなみにSNS広告の人気がここ数年で急上昇したので、需要に対して供給が追いついていない、つまりSNS広告人材が不足している状況です。
ヤフーで働いているときもSNS広告の運用スキルをしっかり持っている人材は少数派でした。
これができるWebマーケターは貴重ですね。
4.データ分析
データ分析単体での仕事はあまりないのですが(データアナリストは除き)、広告運用とセットで必須のスキルです。
逆に、データ分析をしないなら広告出稿は管理ツールの使い方さえ学べば誰でもできるスキルとさえ言えます。
- 自社のデータを分析
- 広告出稿
- 出稿した結果を分析
- 出稿内容を調整
というPDCAを高速で回せることが大切です。
ところが、Webマーケターを名乗っている方のなかでもデータ分析をせずに広告出稿しっぱなしという方もいます。
いまは世の中的にもWebマーケティングできる人材が少ないのでそれでも仕事があるかもしれません。
ですが、長い目で見るとデータ分析できないWebマーケターは淘汰されていくはずです。
理由はこちらです。
- Webマーケター人材がこれから増えるから
- AI化がさらに進み、ある程度のPDCAならAIで出来てしまうから
マケキャンではデータ分析のノウハウもしっかり教えてくれるので、長く生き残れるWebマーケターを目指す上でもおすすめです。
5.広告出稿の戦略立案
この戦略立案が最も重要かもしれません。
なぜかというと、戦略立案ができないとWebマーケターとして出世もキャリアアップも独立もできないからです。
売上を上げるにはどうしたらいいか
というゴール設定ができないので当たり前ですよね。
それほど戦略立案は大事なのですが、これができるWebマーケターは意外といません。
また、教えてくれるスクールも他にありません。
そのため戦略立案が学べることは非常に有益でして、転職後に最も差別化できるポイントですね。
マケキャンのカリキュラム紹介
これまで、マケキャンで学べるスキルに需要があるのかどうかを紹介してきました。
改めて、いまのWebマーケティングで需要が高いスキルはこちらでしたね。
- リスティング(検索広告)運用
- ディスプレイ広告運用
- SNS広告運用
- データ分析
- 広告出稿の戦略立案
ではここで、マケキャンのカリキュラムを見てみましょう。
紹介した需要が高いスキルがしっかり網羅されているのがわかります。
- Webマーケティングの基礎と用語
- Webマーケティングの業界理解
- 検索広告概論(Google,Yahoo!)
- ディスプレイアドネットワーク概論①(ターゲティングの仕組み・設計)
- SNS広告概論
- 顧客課題分析のポイント
- プロジェクト管理
- ディスプレイアドネットワーク概論②(DSP、フィード広告)
- データ解析
- 戦略立案フレームワーク実践
- リスティング広告アカウント構造理解
- ディスプレイ広告アカウント構造理解
- SNS広告配信設計
- メディア選定プランニング
- 広告効果測定の仕組み
- アカウント構造演習
- レポーティングの提案と実践
平日は知識をインプットし、土日にアウトプットすることで知識をスキルとして定着させます。
最初の2ヶ月で
- リスティング(検索広告)運用
- ディスプレイ広告運用
- SNS広告運用
- データ分析
このあたりは網羅されますね。
そして最後の3ヶ月目でクライアントの課題を見つけ施策を立案します。
これがまさに、最も重要な「戦略立案」ですね。
クライアントの課題分析と施策立案×2
- プロダクト(サービス調査)
- ヒアリング(課題の洗い出し)
- 施策立案
- 提案書作成
- 代理店担当者に提案
まとめ
今回はこちらをを解説しました。
- マケキャンで学べるスキルは実際に需要があるのか
- カリキュラムはどういった内容なのか
いまのWebマーケティング業界で需要が高いスキルが学べますし、他のスクールのカリキュラムには入っていない「広告出稿の戦略立案」も学べます。
そしてWebマーケティングでキャリア形成していくには「広告出稿の戦略立案」が一番重要だという話もしました。
マケキャンのメリットはまだまだありますし、もちろんデメリットもあります。
私のブログでは現役マーケターの視点でマケキャンを解説しているので、よかったら参考にしてください。
また、マケキャンでは無料カウンセリングも実施しています。
疑問点や心配な点があれば入会する前に無料カウンセリングで確認しておくことをおすすめします。