こんにちは、としきです。
この疑問にお答えします。
私はYahoo! JAPANという会社で8年間働き、Webマーケティングの管理職をやってきました。
Yahoo! JAPAN退社後は独立して数々の企業さんのマーケティングのお手伝いをしています。
今回はそんな私がマケキャンbyDMM.comの卒業生の年収が転職後に上がる理由を解説します。
マケキャンで転職すると3分の2が年収アップ!
マケキャンを卒業すると3人に2人が年収が上がります。
これは公式サイトでも公表されていますね。
マケキャンを卒業して転職すると年収があがる理由は以下の2点です。
- 高いレベルのスキルが身につくから
- Webマーケターの平均年収が他職種より高いから
今回はこの2点を深掘りします。
【理由1】高いレベルのスキルが身につくから
マケキャンで転職すると年収が上がる理由の1つが、
いまのWebマーケティング業界で求められているスキルが学べるから
です。
例えばこのあたりのスキルですね。
- リスティング(検索広告)運用
- ディスプレイ広告運用
- SNS広告運用
- データ分析
- 広告出稿の戦略立案
ヤフーで働いている時、周りで活躍している同僚はこの辺りの能力が高かったです。
私が独立後に受注する仕事もこういった内容が多いですね。
求人サイトを見てみても、このあたりの求人がたくさん目につくはずです。
実際、マケキャンのカリキュラムは以下のようになっています。
上で挙げたスキルが網羅されていますね。
- Webマーケティングの基礎と用語
- Webマーケティングの業界理解
- 検索広告概論(Google,Yahoo!)
- ディスプレイアドネットワーク概論①(ターゲティングの仕組み・設計)
- SNS広告概論
- 顧客課題分析のポイント
- プロジェクト管理
- ディスプレイアドネットワーク概論②(DSP、フィード広告)
- データ解析
- 戦略立案フレームワーク実践
- リスティング広告アカウント構造理解
- ディスプレイ広告アカウント構造理解
- SNS広告配信設計
- メディア選定プランニング
- 広告効果測定の仕組み
- アカウント構造演習
- レポーティングの提案と実践
最初の2ヶ月で
- リスティング(検索広告)運用
- ディスプレイ広告運用
- SNS広告運用
- データ分析
このあたりを学習します。
その後、3ヶ月目でクライアントの課題を見つけ施策を立案するワークを行いますし。
最後に重要な「戦略立案(課題分析〜施策立案)」を学ぶ構成になっています。
クライアントの課題分析と施策立案×2
- プロダクト(サービス調査)
- ヒアリング(課題の洗い出し)
- 施策立案
- 提案書作成
- 代理店担当者に提案
マケキャンで学べるスキルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【理由2】Webマーケターの平均年収が他職種より高いから
2つ目の理由はWebマーケターの年収がそもそも高いからです。
Webマーケターの年収は、日本のサラリーマン全体より100万円ほど高いです。
マケキャンの受講料は59.8万円ですが、マケキャンを卒業し転職することで年収が100万円あがるなら受講料はすぐ回収できます。
さらにポイントなのは以下の2点です。
- 今後もWebマーケターの年収は伸びる可能性がある
- 役職があがればさらに年収があがる(年収レンジも紹介)
こちらを紹介します。
今後もWebマーケターの年収は伸びる可能性がある
Webマーケターの年収は、今後さらに伸びる可能性があります。
理由はインターネットの広告市場がますます拡大するからです。
こちらは矢野経済研究所が発表したインターネット広告の市場規模の推移です。
記事の中ではこの伸びを牽引しているのはこれらの広告だと紹介されています。
- 検索連動型広告
- アドネットワーク
- 動画広告
- ソーシャルメディア広告(SNS広告)
マケキャンのカリキュラムにあったものが並んでいますね。
ちなみに、「動画広告」がカリキュラム内に入ってないように見えるかもしれませんが、「ディスプレイ広告」というものは動画も含みます。
このように市場そのものが拡大するためWebマーケターに還元される給料も増えることが予想できます。
役職があがればさらに年収があがる(年収レンジも紹介)
転職して出世すればさらに年収が上がります。
私がヤフーで働いた経験と、これまでお仕事でご一緒したWebマーケターの年収をもとに役職ごとの年収イメージを作成しました。
厳密に統計をとったわけではないですが、概ね正しいと思います。
一般社員:350万〜600万
リーダー・課長クラス:500万〜800万
部長クラス:700万〜1200万
部長以上:1000万〜
フリーランス:0円〜上限なし
人数としては一般社員(350〜600万)が最も多いため平均年収は541万円になっていますが、出世次第でさらに年収アップも可能です。
ここまでをまとめると以下の通りです。
ここまでのまとめ
- 高いレベルのスキルが身につくため年収が上がる
- Webマーケターの年収は平均より高い
- 市場の拡大とともに年収も増加する見込み
- 役職が上がればさらに年収アップ
年収が下がっても大丈夫?
ここまで年収が上がる話ばかりしてきましたが、3人に2人が年収が上がるということは3人に1人は年収が下がるということでもありますよね。
もちろん年収が下がる可能性も十分あります。
しかし、このとき抑えておきたいポイントが3つあります。
- 未経験は基本的に年収が下がる
- Web業界は制度的にも年収を上げやすい
- いま市場が縮小している業界にいるなら年収を下げても転職すべき
1つずつ解説します。
1.未経験は基本的に年収が下がる
まず大前提ですが、未経験の転職は基本的に年収は下がります。
スクールで勉強していようと、業務経験がなければ転職先の会社にとっては未経験者です。
なぜ未経験者の年収が低くなるかというと、会社としてはリスクを抑えたいからです。
というのが企業の本音です。
ここで誤解してほしくないのは、入社時に決定した年収が続くわけではないということです。
入社後に働きぶりを見て年収を上げる場合がほとんどです。
2.Web業界は制度的にも年収を上げやすい
仮に転職後に年収が下がっても、元の年収に追いつくことは十分に可能です。
むしろ、Web業界は年功序列ではなく成果主義が多いので真摯に業務に取り組めばすぐに前職の年収を追い越すでしょう。
Web業界は成果を上げてさえいれば本当に給料をあげやすいですよ。
なぜかというと
- 成果が数字で出るので実績を証明しやすい
- そのため昇給や昇格に感覚的な判断が少ない
- 昇給のタイミングが多い(半年に1回、3ヶ月に1回など)
こういった理由です。
成果がばっちり数字に表れるので、「上司から好かれているか」などは関係ないです。
また、昇給のタイミングも多いです。
昔ながらの伝統的な企業だと年に1回昇級するかどうかですよね。
ところがWeb業界だと会社にもよりますが半年に1回や3ヶ月に1回のタイミングで評価されることが多いです。
そう考えると2倍〜4倍の速度で昇級できる計算です。
業界的にも給料を上げやすい構造になっているので、転職直後に年収が上がらなくてもあまり心配ないです。
3.いま市場が縮小している業界にいるなら年収を下げても転職すべき
もし今、
- 縮小している市場で働いている
- 拡大する見込みのない市場で働いている
こういった場合は、一度年収を下げてでも転職した方がよいです。
市場が縮小しているとこうしたリスクがありますよね。
- 給料が上がりにくい
- 将来的に人員削減もあり得る
であれば、今のうちに拡大している市場に飛び込んだ方がいいです。
給料が上がる速度も、給料の最大値もかなり違うはずです。
先ほど紹介したように、Web業界はまだまだ市場が拡大します。
業界の伸びは給料の伸びに直結するので、いまの世の中で最も伸びが大きいWeb業界はおすすめです。
まとめ
今回はマケキャン卒業生の年収が転職後に上がる理由を解説しました。
マケキャン卒業生の3人に1人が年収が上がる理由はこちらでした。
- 高いレベルのスキルが身につくから
- Webマーケターの平均年収が他職種より高いから
また、もし転職で一時的に年収が下がったとしても、Web業界は制度的にも年収を上げやすいです。
- 2〜4倍の速度で昇級することもある
- 業界自体も拡大しているので昇給しやすい
もしマケキャンでWebマーケティングに挑戦したい場合は、事前に無料カウンセリングを受講しましょう。
無料カウンセリングで雰囲気を掴み、不安を解消しておくことがおすすめです。